8:00に家を出て、とにかく、ひたすら走りに走って高速を降りたらもう暗くなっていた。峠を越えて46号線を右折するところのコンビニで今夜の食料を調達。なんとかもちそうな天気なので、テントを張りたいと思い、田沢湖高原に上っていく。暗くてよくわからないが、まず温泉と思い一番近くの温泉郷に入る。水沢山荘という温泉。平日ということもあるのだろうが、殆ど人がいなくて、露天風呂は貸切だった。こいつは極楽。入浴料400円と良心的。 もうテントを張って寝るだけなのでゆっくり温まる。高原に入る手前の掲示板の気温は9度!だった。温泉から出て、テントを張れそうな場所を探して山を登っていく。真っ暗なので、よくわからないが、何箇所かめぼしい場所を見つけてのぼり、8合目の駐車場を目指すが、上まで行かないと場所がなさそうで、引き返す。 結局田沢湖高原スキー場の駐車場に張ることにした。といっても、朝になってわかった訳で、着いてすぐは何にもないだだっ広い駐車場らしき場所だと思っていた。付随の施設も何もなく、真っ暗なのでちょうどいい。ここでテントを張った。 オートキャンプ場状態なので、マットやら毛布やらいっぱい敷いて、こりゃ今夜は熟睡だなと、テーブルを出し、コンビニで買ってきたおにぎりをぱくつき、お湯を沸かし出したら雨がポツリとやってきた。あちゃ〜!である。 下はアスファルトなので、タープも立てにくい。一瞬、このままにしようか・・・と悩んだが、やっぱり本格的な雨がちょっと心配なので、せっかく張ったテントだがすぐに撤収した。 あらかた片付け終わって運転席に座ったら、案の定本格的な降りになってしまった。急遽後ろの席を片付けて寝床に仕立てる。狭い場所が好きなので、これはこれで嫌いではない。 晩飯の続きを食べ、缶チュウハイを一本飲んだら、もうこてっと寝てしまった。
目がさめたらやっぱり相変わらずの雨である。う〜んなんだかなぁ・・昨日コンビニで買った食料がサンドイッチだけなので、下に買いに降りることにする。その前に、まずは朝風呂である。昨日入った水沢山荘。平日の朝なので地元の人も殆どいない。たぶん宿泊している人が2人だけ先客。露天風呂にゆっくり浸かった。あがったら、なんだかまったりの気分。田沢湖まで降りてきたら、なんと青空が広がっている。振り返ると秋田駒ケ岳 の中腹から上が雲の中である。ずっと雲の中にいたことになる。せっかく晴れているので、田沢湖の周りを一周してあちこちで写真を撮る。御座ノ石神社の駐車場に車をとめて湖水を覗いてみ るとウグイがたくさん泳いでいる。魚の住めない湖と聞いていたが中和施策が効いてきたいうことなのだろう。あちこちで写真を撮って、コンビニで食料を買いまた山に戻る。頂上はまだ雲の中だが、青空が広がり始めている。早速椅子と小さなテーブルを出しイ ンスタントラーメンを作り始めた。すると、また急激に曇ってきて、雨が混じり始めた。やっぱり山の天気だな。結局作ったラーメンは車の中で食べる。なんとか秋田駒ケ岳の紅葉を撮影したいと粘ったが、これでは今日も一日無理そうなので秋田に向かうことにする。 田沢湖をもう一度半周してたつ子像を右折105号線から46号線で角館を抜け、協和ICで秋田高速道路に乗る。秋田中央ICまではあっというまである。高速を降りて、まずは駅に向かう。秋田市内も急に雨が降ったかと思うと晴れ上がったりとめまぐるしく天気が変わる。冬の入り口の日本海側の天気なのだろうなァ・・と思う。車を駅の駐車場に入れて、駅の向こう側に回り交番でネットカフェの場所を聞いて、まずは腹ごしらえ。ネットカフェの隣のラーメン屋でラーメンを食べる。結局、1時間半ほどネットサーフィンして出る。burari家に西武の地下でケーキを買いニ手の森を目指す。森へ向かう途中、タイミングよくold-beanさんから電話が入る。仕事が終わり次第こちらに向かうとのこと。二手にはすんなり到着。まずはburari家に寄り、emiさんにご挨拶。そのままZABOONの湯へ。今日二度目の温泉である。 ゆっくり入って、burari家におじゃまする。あかねちゃんがおばあちゃんのところで教えてもらってきた”だまこ餅”を作っていた。3年生ながら、emiさんの帰ってくるころには、ご飯を炊いて待っていてくれるとのこと。えらいなぁ・・と思う。我が家は高1になってやっと覚えてくれた。(^^;;珈琲をご馳走になっているとbeanさん到着。炊きたての秋田こまちとブロック肉の煮込んだものをご馳走になる。少しすると、ゲン君を迎えによったburariさんが帰ってきた。どうもどうもと挨拶。着替えてきたbeanさんを待って、森にやってくる途中にある”山の五代”という定食屋さんにみんなで晩御飯を食べに行く。この店が、周りに何にもない場所にあるのだが、いつも繁盛しているとんこと。みんなそれぞれ注文。注文が届いてびっくりである。すべてのものが大盛り状態。僕はタマゴ丼を注文したのだが、ラーメン丼に入っている。この大盛りはなんともうれしい。(笑)
満腹でニ手に戻る。玄関前でburari家と別れて、old-beanさんの山の家にお邪魔する。寝袋を持ち込んで、敷布団を借りて、持ってきたシュラフで寝る。今朝が少し早かったこともあって、すぐに寝てしまった。
昨日早く寝たので、すっきりした目覚めだった。起きて下におりると何人かが珈琲を飲んでいた。ご馳走になる。朝ご飯を食べて、バスで帰る人たちを見送って、一人で八幡平に向かうことにする。昨日の交流会でたまくらさんが、紅葉なら八幡平が今ちょうどいいと言っていたので、そのアドバイスにしたがって。タイヤのエアーがちょっと足りないようなので、やまばと館から坂を降りたとこ ろにあるGSでエアーを入れてもらう。再度県道を戻り北上して、341号線に出る。空は真っ青に晴れ上がり、秋田に来てから初めての安定した天気だ。宝仙湖で車をとめて青空を撮影する。時間が早いこともあって、国道に車はあんまり走っていない。それでも紅葉のタイミングと休日のタイミングがドンピシャの日曜なので、これから混んで来るかもしれない。 341号線に入り快調に走る。空は晴れているし、山は少し色づいてきているし、なんとも気持ちの良いドライブだ。途中何度か車を止めて写真を撮る。25kmほど走って八幡平の入り口に到着。山を登っていくと木々がどんどん色づいていく。蒸ノ湯のあたりで小休止。見渡す限りの山々が紅葉していて、なんとも見事な眺め。息を吸い込むと冷たい空気が肺の中に入ってきて、そしてその空気を大きなため息にして吐き出す。駐車場にはひっきりなしに車が入ってくるようになってきた。さすがに日曜日だけあって、どんどん坂をの登っ てくる車が増えてきた。何度かため息をついて車に戻り見返峠に向かう。峠に着いたら、駐車場に入る車で少し渋滞している。第一駐車場をあきらめてちょっと下りた第二駐車場に止めて歩き出す。2kmほど歩けば頂上に出られるので、靴の紐を締めなおして坂を上り始めた。すごく寒い。慌てて車に戻りダウンを引っ張り出して着る。気温はたぶん4、5度ってところだろう。晴れているが風があるので、とても寒く感じてしまう。階段を登り、鏡池、ガマ沼を回って頂上に到着。昨日ここは雪が降ったらしく、後で聞いたら路面凍結で通行禁止になるくらいだったらしい。たしかに杉の葉や足元の笹に雪が残っている。ナナカマドが雪の中に真っ赤に色付いて、もう秋の終わり、冬の入り口といった風情である。 ![]() 頂上の見晴台に上がって記念撮影。真っ青に晴れ上がった空だったが、この時間は残念ながら少し雲が出てきてしまい。鳥海山も岩手山も雲に隠れて見ることが出来なかった。 八幡平スキー場まで下りてきて駐車場に車を止めて温泉に入る。硫黄分の強い温泉にゆっくり浸かる。温泉から出るともうなんだかテントを張る場所を探すのも億劫になってしまった。目的だった紅葉も満喫できたので、このまま東京に向かうことにして、松尾八幡平ICから東北自動車道に乗った。 ![]() 途中暗くなったらSA泊をするつもりで時速80kmを維持してノンビリ南下する。何度か休憩して安達太良SAまでやって来て、車中泊。途中、車を走らせながら『そうだ、千手が浜に行ってみようかなぁ・・』と思いつき、明日の朝は少し早く出て、宇都宮から奥日光を経由して帰りは関越で帰ろうと決めていた。 新しい目的が出来たら、なんだか少しワクワクしてきて『奥日光・・・紅葉しているかなぁ・・』と思いながら眠りについた。
3:50に目を覚ます。ちょっと眠いが、そのまま走り出す。順調に走って宇都宮ICから日光有料道路に入る。平日ということもあって、日光に向かう車は殆ど居ない。快適なドライブである。ただ、どうもタイヤの調子が良くないような気がして、ずっと時速80kmで走った。清滝ICで下りて、途中のコンビニでお昼御飯を調達していろは坂を登った。 中禅寺湖のあたりは、まだ紅葉には少し早いようでほとんど色付いてはいなかった。竜頭の滝を通り越し、赤沼茶屋の駐車場に車を入れる。ここはさすがに平日にも係わらず結構車が止まっていて、少し驚いた。今回は少し疲れているので、往復ともバスを使おうと思っていた。トイレに行くついでにバスの時間表を見ると、早朝バスは土日・休日の運行である。平日の始発は8:30だった。まだ1時間30分以上も時間がある。それじゃぁということで、朝食を食べて行きは歩いてみることにする。 ザックに水とバーナーを入れまずは坂を下る。中禅寺湖からここまで登ってくると、随分紅葉が進んでいる。カエデがほとんど無く、ミズナラとハルニレが多い林なので全体に黄色の染まり始めている。『う〜ん、歩きで正解だったなぁ・・』と独り言を言いながら、小田代ヶ原を目指す。単調な林だが、人が誰もいないし気分はウキウキしてきた。小田代ヶ原のバス停で休憩。手前の葦が茶色に染まり、外山の裾がうっすらと赤く色付き始めている。なか なか良い景色で、何枚か撮影する。弓張峠を越えて下りに入る。少し単調な道で、飽きてきたが今日は荷物がほとんど無い状態なので、お気楽である。歩きながら、3月にここを歩いたことを思い出し、60Lのザックを一杯にして、良くある居たモンだなぁ・・・と、我ながら感心した。(笑)西湖の入り口あたりで、バスに追いつかれた。疲れ始めたこともあって、『やっぱり、駐車場で待って乗るべきだったかなぁ・・』と、ちょっと後悔。西湖入り口から約30分で、千手が浜に到着。川にヒメマスの遡上があるかと見に行くが、一匹も居なかった・・・・。何年か前はこの時期に沢山のヒメマスが川を赤くして遡上する姿を見ることが出来たが・・・。 ![]() 紅葉を撮影したり、男体山を撮ったりして、帰りはバスに乗った。駐車場に戻り、金精峠を越えて沼田に向かう。金精峠の途中で車を止めて振り返って男体山を撮影。菅沼、丸沼を過ぎ、疲れてしまい温泉はパスしてそのまま沼田ICから関越自動車道に入る。 タイヤの調子があまり良くない。両手を離すとハンドルが左に切れていってしまう。さすがにこの車もそろそろ限界かなぁ・・・などと思いながら走り続けた。なにせ秋田からずっと時速80kmで走行してきたので、いいかげんウンザリしていた。東松山まであと4kmというあたりで、もうそろそろ圏央道のJCも近いと思い、スピードを120kmまで上げる。するとl車に微かな振動が発生しているような感じである。 東松山ICまであと2kmの標識が見えてきた・・と、急に、大きな振動! あっ!と思い、すぐにアクセルからブレーキに足を替える。うっ!パンクかな!?と思った瞬間、ガガガガガっとハンドルが取られ、タイヤがバーストした。車はものすごい力で右に曲がろうとする。ハンドルを握りしめ、とっさにハザードランプのボタンを押す。 ![]() 回りにそれほど車が走っていなかったこともあって、徐々にスピードを緩めながら右車線から真ん中、そして左車線、路側帯に車を止めた。車から降りてタイヤを見ると、ほとんど原型が無い状態だった。車を止めてから足が震えだした。 緊急電話で連絡を取り、JAFに来て貰う。40分ほどでJAFが到着。スペアタイヤに交換して再度走り出す。原因は自然劣化らしい。JAFのスタッフが『 タイヤはどれもボロボロですよ、はやく交換した方がいいですね』と言っていた。鶴ヶ島JCから圏央道に入り、青梅から帰ってきた。さすがに、帰りのスピードは時速70kmで走った。 いやはや、それにしても雨でなくて・・・、後楽日で車が沢山居なくて・・・、ホントに良かった。ひとつ間違えたら死んでいたかもしれない。長距離のドライブ時には、点検が絶対だなと、思い知った旅だった。 |